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Jutta Neumann
Jutta Neumann
・・・Finally
HiでもなくHelloでもなく、How’s going?でもなく私の顔を見るなりJuttaがFinally(ついに)と笑顔で一言。1月に行くから作って、と昨年の夏にオーダーしたサンダル。多方面の出張が重なり1月には行けず、ようやく先月アメリカ、カナダ出張時にマンハッタン、イーストヴィレッジのリバー沿いに構えるJuttaのアトリエ兼ショップに伺えました。
ドイツ出身のレザー職人Jutta Neumann。
1980年代半ばにパリからニューヨークに移り住み、レザーアイテムのデザインを始めた傍ら、6年以上に渡りレザー職人のアシスタントとして修行した後に1994年に自分自身のアトリエとショップをニューヨーク、マンハッタン、ロワーイーストにオープンさせました。ブランド創業時よりクオリティの高さやデザインが注目されNY Collection、ANNA SUIのショーでサンダルが使われる等、ファンも多いブランドです。私自身10年近くJuttaのサンダルを愛用していますが、足馴染みの良さや独特のデザイン、抜群の履き心地、これに変わるレザーサンダルはございません。ボリュームもあり力強ささえ感じますが、いつお会いしても笑顔を絶やさない穏やかで優しいJuttaの人柄が現れた柔らかな部分も感じ取る事が出来るはずです。
そんなJuttaのサンダル、昨年の倍のオーダーをしております。勿論今年も両腕が落ちてしまう程の重い大量のサンダルを抱えてホテルまで歩く・・・事は出来ず、200m足らずでキャブを捕まえましたが、少しだけ頑張って運んだと言う只ならぬ企業努力をしましたので、¥60000-前後で販売されている他のお店様と比べても、¥35800+TAXとご納得頂けるプライスかと思います。
今回は2型AliceとFrank、どちらもJuttaが長く作り続けている定番のサンダルです。Aliceは甲と親指が覆われたデザイン、Frankは甲から親指にクロスしたデザイン。レザーにはアメリカで古くから使われ、独特の厚みがあるOld Fashionのシボ革でもあるBlackカーフをAliceに、MarronカーフをFrankにオーダー。シボ特有の上品な佇まいと伸び難くフィットが良いのが特徴です。土踏まずが盛り上がったアーチサポートの形状はサンダルらしからぬ抜群の履き心地が得られます。吸い付く様なフィットは長時間歩いていても疲れ知らず。履き始めはどうしても馴染みが出ないのですが、いつからか驚くようなフィットに変わるのもJuttaのサンダルの特徴でしょう。ソールにはBIRKENSTOCKに用いられているBIRKIソールを使用し、レザーソール1枚と比較しても格段に履き易くなっています。どちらもUS7-10までの展開です。
高級なサンダルであることに間違いはございませんが、ご購入頂いて後悔している方はいないと思います。何にも替え難い履き心地、買って良かったと必ず思って頂けますよ。
-Alice w/Birki Sole(Black SH)
Handmade In USA
¥35800+TAX
-Frank w/Birki Sole(Marron SH)
Handmade In USA
¥35800+TAX
Online Shopも準備が整い次第の更新を予定しておりますが、お時間を頂戴してしまいますので、まずは店頭でご覧頂けたらと思います。