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SOUTIENCOL
Wills & Geiger
今シーズンの本格的なArchivesはこのジャケットからと決め込んでいましたので入荷を待ちわびておりました…。
Olimpicoのお客様はSOUTIENCOL=シャツメーカーと言う印象が強いかと思いますが実はジャケットやパンツ等トータルで提案しているブランドです。その中でも逸脱してシャツのクオリティに惹かれて展開しているのですが、7、8年振りにこれはお店に並べたい、お客様に紹介したいと強く強く引き付けられたジャケットに巡り会いました。デザイナー三浦氏が所有する60年代のハンティングジャケットがベースになったWills & Geiger。1950-60年代は本格的な狩猟用のジャケットを作る事で人気を博していたアバクロ等、ハンティングに見られるディテール、デザインを現代的にアップデートし、機能性を持ち合わせた素材を落とし込んでいます。ダックやキャンバス素材で作ってしまうとありがちなリプロダクトの域を超える事は出来ませんし、恐らくここまで惹かれなかった事でしょう。撥水、透湿性を兼ね備えたイタリア、コモの老舗Olmetex社のコットンナイロン素材を使用。従来トレンチコートにも用いる防風性の高い素材です。コットンポプリンにも似たパリッとしたしなやかな手触りと裏地の無い一衣の軽やかな着心地が癖になりますよ。各ポケットはダブルポケットになっており、背面のアクションプリーツや、格納されたナイロンフード、ウエストドローコード等ディテールも抜かりございません。もたつきの無いすっきりとしたシルエットは体型スタイル問わずご愛用頂けます。そしてこのWills & Geigerの魅力はため息が出る程に芸術的とも思われる細部までの拘りや縫製を形に出来る職人の技術です。今日本でもここまで作り込める職人は数えられる程に少なく今後この様な「手の入った」日本製のジャケットはどんどん希少になっていく事でしょう。写真で伝わり辛い部分ですが、手に取って頂ければ感動してしまいます…。ヴィンテージに対してもリスペクトしていますが、このWills & Geinerの様に職人にしか作る事が出来ない物も後世に残していきたい、残していかなくてはいけないかもしれませんね。1、2、3のサイズ展開です。通常お選び頂くシャツと同じサイズで問題ございません。お好きな方は是非お試し下さいませ。
それにしてもジャケットを見て感動したの久し振りでした!!
Made In Japan
¥78000+TAX
今週29日(水)は臨時休業させて頂きます。
ご迷惑をお掛けし申し訳ございませんが宜しくお願い致します。