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jacou
jacou
久しぶりにオーダーしたjacouのアイテムが仕上がり先日受け取って来ました。
jacouはインドネシアやスリランカ等に生息するマレージャコウネコに由来しています。「コピ・ルアク」と呼ばれる希少で独特の香りを持つコーヒー豆は、このジャコウネコが未消化で排出したコーヒーの種子、豆にあたるものが原料となっており、体内にある麝香線(じゃこうせん)の分泌液にようるもので香味の素となっています。
jacouのコンセプトは「耽美と嗜好」、あくまで「美」に最高の価値をおき、時代に逆行しているのではなく、追い求めるのはこれからの時代における「本当の美」と言うもの。それは飾らない中に存在しており、真っ直ぐであるが故に生まれるもの。忘れ去られている「美しいものを手にとった時の高揚感」というものを味わって頂きたい。そんな思いからjacouが始まりました。
jacouのLEATHER PRODUCTSの香味は、手縫いの見え方、仕上げ、磨きまで細かな部分の美しさへの追及から生まれます。良質なイタリアトスカーナのバケッタ、アイリッシュリネン糸・・・最高の素材がCRAFTSMAN Tauchi氏の腕により更に香り高いものへ。
jacouの職人Tauchiさんとの出会いは、彼がフィレンツェ、パリの放浪から帰国後、革の修行で東京に居る時に共通の友人を介し紹介して頂きました。東京へ出張に行く度にお酒をご一緒させて頂きましたが、いつも物静かで真っ直ぐ、そして坊主にベレー帽、そんな印象を持っていました。最近は職人らしい風貌にオーラが漂っていましたがいつもと変わらず笑顔で迎えてくれました。
Tauchiさんが名古屋に戻りjacouをスタートさせたのは2012年。
ブランドとして立ち上がったばかり、「職人」としての一つの作品を初めて見た時の感動は今でも覚えています。イタリアトスカーナのバゲッタレザーで作られた三つ折りの財布は革の裁断から始まり、磨き、縫製、仕上げ、全て彼一人で行い、美しいと言う言葉がとても良く似合う。すっと手に馴染む他で味わった事の無い感覚。あの感覚は後にも先にもどんなハイブランドからも感じる事が出来ません。Olimpicoで取り扱うのは厳選したほんの一部です。少しでもjacouを知って頂くきっかけとなり、あの手に馴染む感覚を体感して頂ければと思います。随時入荷予定ですのでお楽しみにしていて下さい。
住所、営業時間は下記の通りです。
〒465-0093
愛知県名古屋市名東区一社2-77 1F
大きなウィンドウ前2台駐車場あり。
052-734-8470(当面の間繋がりません)
info-olimpico@canvas.ocn.ne.jp
月曜日:11-20
火曜日:定休日
水曜日:定休日
木曜日:11-20
金曜日:11-20
土曜日:11-18
日祝日:11-18