2021年11月
A.G. SPALDING
A.G. SPALDING
Olimpicoでも定番のアイテムとしてご好評頂いているA.G. SPALDING & BrothersのSide Line Parka。
先シーズンは自分用にも買えなかったTop Greyをここ1、2週間程愛用していますが完璧過ぎて何も言う言葉がございませんが、あえて挙げるとしたらスウェットパーカーとしてはプライスがやや高めなところでしょうか。高いか安いかと言う値段だけで見れば高いですが、これを諸外国で作ったり、まして本国アメリカで同じ様に作ったらこれ以上のプライスになる、もしくは作る事が出来ないでしょう….そう考えれば安くは無いですが安いと思って頂けるはずですし、クオリティにもご満足頂けると思いますのでお試し頂けると嬉しいです。
1876年アメリカ、シカゴで創業したA.G. SPALDING & Brothers。当時としては最先端の技術とアイディアを持ち合わせ、ベースボールを始めとしたアメリカンスポーツを根底から支え、アスレチックウェア界を牽引してきたパイオニアブランド。1920年代は世界でまだウール素材が主流であった中、吸収性や耐久性、伸縮性の高いコットンをウェアに用いる等、独自の素材やディテール、作りの良さから数々の名品を生み出し、Vintageの中でも常に高い評価を受け続けているブランドです。時代と共に消えてしまったA.G. SPALDINGが日本で復活し、オリジナルデザイン、ディテールを再現したプロダクトを展開しています。
1930年代に生産されていたA.G.SPALDINGの代表的なアイテムでもあるSide Line Parka。通称ボクシンググローブポケットと呼ばれる独特の形状をしたポケットが付いたスウェットパーカーです。当時のArchiveを元に忠実に再現し、より現代に合ったシングル仕様に仕立てています。カタログに記載されているアイテム名もそのままに、Side Line Parkaと名付けられています。上質な和歌山産の吊裏毛を使用しふっくらとした柔らかな優しい着心地。丸胴ボディ、裾袖リブもシームの無い締め付けの無いフィットの良さは抜群です。グローブポケット、ロック仕立てのフード、クロスネック等、特徴的なディテールをしっかりと落とし込んだ現代版A.G.SPALDING。雰囲気を損なう事の無い程よくゆったりとしたシルエットです。しっかりと厚みがあり裏起毛の暖かなスウェットパーカーです。今シーズンはTop Grey、Blackの2色展開。VintageのA.G.SPALDINGなんて早々に見つかりませんし(リーバイスの501XXや1st以上に)、こうやって現代に「ある」と言うだけで有難いです。
-Side Line Parka Top Grey
-Side Line Parka Black
Made In Japan
¥27500- (¥25000+TAX)
来週11/17(水)は臨時休業させて頂きます。
Other
Settlemier’s
今シーズンより新しくお取り扱いするアメリカ、オレゴン州ポートランドにて1990年に創業したSettlemier’s。
創業者Gloria Settlemier家の地下室で始まって以来、30年近くに渡り高品質のVarsity Style Jacketを生産しています。現在は息子Aaron Settlemierを中心に創業時と変わらない家族経営をしており、地元の高校生や大学生は勿論、カークラブやバイクチーム、退役軍人まで様々な人に愛されているブランドです。使用される素材は同じポートランドに拠点を置く老舗ファブリックメーカーPendletonのVirgin Wool、レザーは堅牢なカウハイドレザーを用い自社工場にて丁寧に作られています。リブやパッチ等パーツも自社工場にある機械で作られる生粋のポーランドメイドです。年代物の機械と現代の機械が上手くミックスされた工場ではミシンやリブ編み機の音が心地良く響き渡っています。
スタジャンやカーコート等、様々なモデルが展開される中、今回はVinatgeのUSAFA Cadet JacketやSchool Jacketを現代的にアップデートしOlimpico別注としてCadet Parkaを生産して頂きました。Pendleton社製の24oz Virgin Woolにポリエステルタフタのキルティングライナーを装備したしなやかで保温性にも優れた着心地の良い1枚に仕上がっています。ブラックボディをベースにリブニットとボタンをネイビーで統一し大きめの両フロントDポケットやIDEAL社製のジップフードを用いたセーラー仕様にカスタマイズ。Vintageではフロントフルジップが多い中、珍しいフルスナップ仕様に変更しスタイルに応じて着易くしています。見た目の重量感ある見た目の硬さとは対照的にドレープの効かせた柔らかな着心地。適度にゆったりとしたサイズバランスの良さも魅力です。袖にも裏地が張られており袖通しもスムーズです。次回のアメリカ出張でVintageのワッペンも探して来ようと思っていますのでカスタマイズしても良いかも知れませんね。久しぶりにウールのアウターをオーダーしたので少し心配していましたが予想以上にご好評で残り半分程です…是非お試し下さいませ。
週末のご来店お待ちしております。
Made In USA
¥66000- (¥60000+TAX)
Filson
Mackinaw Wool Lined Tin Cloth Vest
FilsonのArchive Collectionから復刻されたMackinaw Wool Lined Tin Cloth Vest。
シェルにはCinderカラーの防風性、摩擦性に優れたFilsonを代表する代名詞的な素材でもある14ozのOil Finish Tin Cloth素材を使用しています。チャコールグレー、ブラウンにも見える独特の風合いに仕上がっています。同じ生地でブリーフケースも入荷予定ですが定番色には無いカラーですので展開もかなり少ないかなと思います。インナーには防寒性、防風性にも優れ、しっかりと厚みや重さのある26ozの毛足の短いVirgin Woolを使用した多くの方に愛されているクラッシックなMackinaw Wool Plaidを使用。モールスキン素材を用いたハンドウォームポケットやスナップフラップカーゴポケット、スロット付きユーティリティポケットとオープン収納チェストポケット等、ギアとしても活躍してくれる機能的なディテールはFilsonですね。可動性を考慮した広めのアームホール、ややゆったりとした身幅、すっきりとした着丈に仕上がっています。ざっくりスウェットやニットの上に合わせて下さい。他にMackinaw Cruiser、Vestも届いておりますので順に紹介していきます。
-Mackinaw Wool Lined Tin Cloth Vest
Made In USA
¥41800- (¥38000+TAX)
poutnik
Monk Zip Sweater
Tilakのトラベルラインpoutnikからリリースされた新型Monk Zip Sweater。
ここ数年展開されているSage Woolly Sweatshirtsと同じ素材です。見た目にもウールニットの様な杢の質感がありながら、裏地はマイクロフリースを用いた着心地、保温性に優れたハイテクなフルジップスウェットです。肉厚ながら軽量でストレスフリーな着心地に加え透湿性にも大変優れ不快な蒸れや湿気にも強い高品質、高機能であるPolartec Thermal Proを採用。左袖にはpoutnikのロゴ刺繍、両サイドポケットを配し、フロントはダブルジップ仕様です。すっきりとした自然体で立体感のあるシルエット。シェル等のインナーとしてもパッと羽織れる軽いアウターとしても間違いなく重宝しますね。温かみあるヘザーの質感が魅力的なLight Grey Melangeカラー。こちらも残り僅かですので是非お早めに。
-Monk Zip Sweater Light Grey Melange
Made In Czech Republic
¥26400- (¥24000+TAX)
今回入荷分のStorm Jacketはご紹介前に完売致しました。
また残りのTilakの入荷予定です。多少前後する可能性もあるかと思いますのでご参考までに。
Fermund Mig Jacket(Navy) 12月初旬
Verso Mig Jacket(Black,Khaki) 12月中旬
Pygmy Vest(Black,Khaki) 12月中旬
Sage Woolly Sweatshirts 12月中旬
Tilak
Svalbard Jacket
北極圏バレンツ海にある極寒の島スバールバル諸島から由来されたTilakのSvalbard Jacket。
3日(祝/水)の発売から多くの方にご購入頂いているTilakの定番アイテムです。特に新色でもあるBronze Brown(Dk.Beige)は個人的にもお勧めなとても良いカラーです。2019シーズンより素材、ディテールがアップデートされより完成されたモデルになりました。シェルには防風、撥水、透湿性に優れ寒い環境下で威力を発揮する2LayerのGORE TEX INFINIUM WINDSTOPPERを、中綿には透湿性と撥水加工を施したCLIMASHIELD素材を採用したダウンにも負けない保温力と機能性を兼ね備えたハイブリッドなジャケットです。マットな質感とは対照的にパリッとした軽量且つしなやかな着心地を楽しめますよ。中綿のボリュームがありながらもtilakらしい自然体ですっきりとしたシルエットは健在です。フロントはダブルジップ、チェストポケット、両サイドポケット、インナーポケットを完備し、内側ウエスト部分に収納可能なパッカブル仕様。背面内側首元にストレッチファブリックを用い着用時の隙間を無くし風の侵入を防ぐ等、細かなディテールも魅力的ですが、ご家庭でお洗濯が出来るイージーケアも良いポイントでは無いでしょうか…真冬でもダウン無しでこれで十分です。保温性と機能性に優れた長いシーズンで活躍してくれるSvalbard Jacket是非お試し下さい。
-Svalbard Jacket Bronze Brown
-Svalbard Jacket Caviar Black
Made In Czech Republic
¥62700- (¥57000+TAX)
Other
Victory Sportswear
外の天気は大雨…を通り越してストーム。
テレビのニュースでもストームが来るから外出する際は気を付ける様にと。昨晩成田からボストンに着いたばかりで時差ボケであまり眠られなかった、そんな海外出張初日の朝。一寸先も見えない、何度もハンドルを取られそうになり死ぬかと思ったストームを潜り抜け、3時間弱のドライブで辿り着いたマサチューセッツ州フィッチバーグ。長くコンタクトを取りながらもコロナの影響もあり中々伺えなかった、希少なアメリカ製のスニーカーを作る工房にお邪魔してきました。
1982年アメリカ、マサチューセッツ州フィッチバーグにて創業したカスタムランニングシューズメーカーVictory Sportswearはシューリペア、シューカスタムを専業にしたHERSEY CUSTOM SHOE COMPANYを営む父の影響を受けたStephen Keoseian(Steve)がランナー向けのカスタムランニングシューズを1足1足丁寧に作り上げています。工房の半分は今も父がリペアやカスタムを行っており、その半分のスペースでSteve一人でスニーカーを生産しています。以前も何かのブランド紹介で書きましたが、ShowroomやFactoryには大きな犬がいる事が多いのですが…ここにも大きな犬がいました…。過去にはランナーズワールド誌にて世界一のランニングシューズとして紹介される等、熟練の技をなすクラッシックな物作りによる独特の履き心地クオリティの高さが評価されています。全ての作業、工程を一人で行い、一切の妥協無い希少なアメリカ製のスニーカーを生産しています。もう今ではNew Balanceの一部ラインぐらいしか無いですもんね…本当に希少だと思います。
今回生産して頂いたのはVictory Sportswearが長年定番で作り続けているロード、トレイルにも最適なClassic Sneaker。チャコールグレーのピッグスキンスウェードとネイビーのメッシュアッパーを用いた落ち着いたカラーリングにカスタムし、よりクラシックな雰囲気にする為に白のコットンシューレースを付けて頂きました。軽量性、弾力性にも優れ、包み込まれる快適な履き心地を体感して頂けたら嬉しいです。手作業での生産過程も多く、特にDouble Reverse Flare Foxingと言うヒールカップとソールの縫い付け工法により自然に足が前に踏み出す独特のフィットと耐久性を実現しています。ミッドソールにはEVAを搭載し、アウトソールにはSole Techを採用。 消耗してしまった全てのパーツは修理、交換が可能です。クラッシックなデザインながら機能美もあるすっきりとしたフォルム。ボトムス、シーズンを問わずご愛用頂けますよ。どこか温もりを感じられる最高の1足です。店頭でもご好評頂いておりますので是非一度お試し下さいませ。遠方の方はサイズ選びなどお気軽にご相談下さい。
Made In USA
¥29700- (¥27000+TAX)
余談ですが、ボストンのローガン国際空港で借りたレンタカー。たまにある事ですが、予約していた車種が貸し出し中の為、勝手にアップグレードされます。今回は「君はラッキーだ、良い車に乗れるぜ!!」と言われ「あれだ!!」指されたのがまさかのスポーツカー。荷物全く詰めないし…直ぐに移動が必要だった為、予約車種を待っている時間も無く仕方なく青色のスポーツカーでメイン、マサチューセッツ、ニューハンプシャーを駆け抜けました…。
SOUTIENCOL
San Francisco 2014
SOUTIENCOLからも定番のSan Francisco 2014が2型デリバリーされています。
トーンを抑えたブラウンをベースにレッド、ブルーで構成される絶妙なカラーリングにまとまり、程よく厚みのあるしなやかなオックスフォード地に仕立てられたダークタッタソールチェック。1990年に創業したGrandi & Rubinelli社は初めて取り扱うファブリックメーカーですね…イタリアの老舗名門ファブリックメーカーTESTA社生産部の責任者であったRubinelliと技術部門のトップであったGrandiが「自分たちでもっと品質の良いシャツ地を創りたい」と考え、TESTA社より独立した生地メーカーです。
もう一型は薄手のペンドルトンウールの様な軽やかで微かに毛羽立ちさせたコットンウールの温かみある素材。グレートーンをベースにした落ち着きある、使い易いシックなカラーリングに仕上がったタータンチェック。こちらはお馴染みのCanclini社。間違い無いです。Canliniはリネンのイメージが強いですがこのコットンウールシャツも触れただけで上質さが感じられます。
春夏シーズンに比べればシャツを着る時期は限られるかも知れませんが、意外と出番は多いですよね。SOUTIENCOLのシャツはタックインした際の収まりもとても良いですし、ジャケットやニットとのレイヤードにも欠かせない事でしょう。お好きな方は是非。
-San Francisco 2014-Tattersall Check(Choco)
Made In Japan
¥23980- (¥21800+TAX)
-San Francisco 2014-Tartan Check(M.Grey)
Made In Japan
¥21780- (¥19800+TAX)
Tilak
Tilak
Tilak 2021FW 明日11/3(祝/水)より販売スタートします。
Olimpico創業時からTilakを取り扱いもうかれこれ12年。Tilakも日本にしっかり入り始めてそれぐらいの時間が経っていますので一緒に苦楽を共にして来た様な欠かせないブランドです。アウトドアブームやファッションの流れでTilakをお店で展開したいと思った事は一度も無く、純粋に大好きなブランドで一ファンとして変わらずOlimpicoに並べられる事はとても幸せです。これからも共に成長出来る様に、多くの方を魅了してくれたら嬉しいです。
・Storm Jacket(Caviar Black)
・Monk Zip(Lt.Grey Melange)
・Svalbard Jacket(Bronze Brown、Caviar Black)
どれも勿論お勧めですがSvalbard Jacketの新色Bronze Brownはかなり良い色で今季の一押しです。是非お試し下さいませ。
Other
SPEED BOATS
OLD SOLDIERからデリバリーされたSPEED BOATSシリーズ。
Ranger GreenのボディにYellowのロゴがプリントされたCrewneckとHeather GreyボディにRedのロゴがプリントされたHoodieの2型ご用意しております。両袖のプリントがとても新鮮なスウェットですね。それぞれのカラーリングも良いですし、ファッションと言うよりもローカルな雰囲気が強く出ていて洒落てます…オシャレではございません。ふんわりとした裏毛の柔らかな着心地も癖になりますね。ニットキャップとツイルキャップも先程届きましたので合わせて是非お試し下さい。
Printed in USA
Made In China
¥18700- (¥17000+TAX)
Printed in USA
Made In India
¥20900- (¥19000+TAX)
今日から11月も始まりました、今月も宜しくお願い致します。
定休日明け11/3(祝/水)はTilak第一弾販売開始です。Storm Jacket、Monk Zip、Svalbard Jacketがデリバリーされますのでお楽しみに。